ASJカスタマーサポートセンター

PHP5の利用


この仕様は現行新規受付を行っているエントリー、アドバンス、エキスパート、マスター、eリザーブ、ショッパーおよびASJペイメントサービス用のものです。
それ以外のサービスでは仕様が異なりますので、ご注意ください。
記載されていないサービスにつきましては契約者管理メニューより正規のマニュアルの仕様解説ページへアクセスしてください。

▼動作方法
PHPスクリプトの拡張子を「.php」もしくは「.php5」にすることでスクリプトをPHP5で実行することが出来ます.標準の環境では PHP のバージョンは 「PHP 5.3」,PHPの動作方式は「モジュールモード」となります.PHPのバージョンはバージョンセレクタにより,選択することが出来ます.ただし,モジュールモードの標準PHPバージョン以外は,「CGIモード」での提供となります.2014年現在ご利用が可能な PHPバージョン は 標準のPHP 5.3(モジュールモード),PHP 5.2/5.4(CGIモード) となります.
各PHPバージョンの仕様の違いなどにつきましては,PHP公式サイトなどでご確認いただけますようお願い致します.
PHP 5.2 の仕様に関する公式サイト: http://php.net/manual/ja/migration52.php
PHP 5.3 の仕様に関する公式サイト: http://php.net/manual/ja/migration53.php
PHP 5.4 の仕様に関する公式サイト: http://php.net/manual/ja/migration54.php

▼タイムゾーン設定
弊社PHPでは,2014年10月現在,date.timezone の 値を 'Asia/Tokyo' を標準セットとして提供しております.PHPのタイムゾーンについて の詳細につきましては,PHP公式サイトをご確認ください.
▼mbstring/mbregex 機能
弊社PHP5では、日本語の扱いを容易にするため、mbstring および 外部提供モジュール mbregex を組み込んでいます。
機能の既定値は以下のように設定されています。(これらは、ini_set 関数でユーザ側である程度の変更が可能です。(後述)

Multibyte (Japanese) Support enabled
http input encoding translation enabled

DirectiveDefaultValue
mbstring.language neutral (※)
mbstring.detect_order auto
mbstring.http_input auto
mbstring.http_output SJIS
mbstring.internal_encoding EUC-JP
mbstring.substitute_character no value

mbregex
DirectiveDefaultValue
mbregex.encoding EUC-JP

※ 弊社では,mbstring機能を利用することが出来ますが、初期状態ではmbstring機能未対応のPHPアプリの 誤動作を未然に防ぐためmbstring.language を「neutral」にしています(日本語対応にさせる場合には 「Japanese」などに指定する必要があります。)そのため初期設定ではmbstring機能は有効ではありません。 mbstring機能を利用する際には、.htaccess にて PHP に対して mbstring機能を有効にする設定を行うかPHPスクリプト内で機能を有効にする必要があります。詳細につきましてはPHP一般事項 となりますので、各サイト、関連書籍などをご参考ください。 またmbstring機能を明示的に有効にした際につきまして、mbstring.http_output をあらかじめ SJIS に設定しておりますが、 出力には変換ハンドラを経由しないように設定にしておりますので、基本的に 日本語は、PHP5 を記述したコード(およびPHP5 内での内部扱いコードに設定してあるEUC のまま出力されます。 変換ハンドラを経由しないのは、互換性などの事由におきますものです。 ユーザが PHP5 に、出力時に自動的に出力をシフトJISにしたい場合には、コード内で変換ハンドラを利用するようにコーディングする必要があります。

※ なお、PHP5 においては日本語記述のプログラムの対応が大幅に強化されたものの文字コード自体は依然 EUC で書くこと望ましいようでございます. mbstring のユーザ独自に調整を行うことで他のコードでの記述も可能となりますが、正しく 設定されていない場合誤動作、不具合が発生する場合がございます。通常はEUCにて記述 されることをお勧めいたします。

▼エラーレポート
データベース接続時や、ファイルオープン時などに発生するようなエラーはエラーレポートとして通常実行されるブラウザに結果としてレポートされます。

エラー発生時にブラウザへのレポートがふさわしくない場合、ini_set 関数により"display_errors"を "Off" に設定することで出力を抑制することが可能です。(モジュール版での動作の場合,.htaccess からの php制御変数を操作することでも可能です.)

▼動作カスタマイズ
PHP5の動作設定はini_set 関数を使うことでユーザがある程度の動作をカスタマイズすることが出来るようになっています。 ini_set 関数で変更することが出来る php 動作の設定は以下のようなものがあります。
http://www.php.net/manual/ja/function.ini-set.php
※ PHP_INI_ALL のもののみ。
※ PHP_INI_ALL のものでもPHPの仕様により有効にならないものもあります。有効性を十分検証した後ご利用ください。

※ PHP動作モードがモジュールモードのものを選択している場合,これ以外にも .htaccess によるカスタマイズ(php のカスタマイズディレクティブは php_value, php_flagとなります.)も可能です。なお,CGIモードの場合,.htaccess に記載しても反映はされません.(記載しても CGIモードでは無視されます.)

※ CGIモードの場合,設定を変更したいディレクトリに 「php.ini」 を置くことで,設定を変更することも出来ますが,弊社標準設定の php.ini の設定がクリアされた形での反映となるため,設定値を十分ご検討いただき,セキュリティ上重要な設定項目などが適切に設定されているかを十分ご確認の上,ご利用ください.また,当機能は,php.ini を置いたディレクトリのみに作用するものであり,該当以下のディレクトリに階層的に反映されるものではありませんので,その点も十分ご注意いただけますようお願い致します.


弊社サービスでは,PHPの設定値のカスタマイズを伴なう利用は,高度な利用方法となりますので,PHP のリファレンスマニュアルなどを御参考頂き自己の責任におきましてご利用をお願い致します。
詳細につきましてはPHP一般事項となりますので、各サイト、関連書籍などをご参考ください。
こちらでのカスタマイズにつきましてもユーザ権限では変更できないものがございますので,あらかじめご了承ください。

ユーザ側でPHPの動作を大幅にカスタマイズ出来るようになっておりますが、誤ったカスタマイズは、そのユーザのセキュリティホールに結びついたり動作に多大な影響を与えることがあるため、十分注意して利用するようにしてください。
このカスタマイズに関するサポートおよび動作保証は、弊社では行っておりません。
またカスタマイズによっておきる不都合や一切の損害に関しては当社は責任を負いかねます。
自己責任でのご利用をお願いいたします。

▼GD機能
弊社PHP5では、GD 機能をサポートしています。 弊社提供のPHP5ではGD 2.0.34ベース(PHP bundle)をPHP5に直接組み込む形で実装しています。 このバージョンのGD 機能はgif イメージの操作もサポートされています。

弊社PHP5 の GD機能でサポートされている特徴。
・ PHP5 の GD 機能における PNG イメージ操作関数
・ PHP5 の GD 機能におけるJPEG イメージ操作関数
・ PHP5 の GD 機能におけるGIF イメージ操作関数
・ TrueType フォントを利用したイメージへの日本語文字列の埋め込み。

▼日本語組み込み

日本語組み込みについては TTF 出力のみ対応しています。 弊社であらかじめ用意してあるTTF フォントは次の通りです。

/usr/local/share/fonts/ttf/sazanami-gothic.ttf フリーな日本語TrueTypeフォント(ゴシック)
/usr/local/share/fonts/ttf/sazanami-mincho.ttf フリーな日本語TrueTypeフォント(明朝)

フォントライセンスの都合で弊社で用意しているフォントは上記の2つのみとなりますが、ユーザがライセンス的な問題をクリアしている場合、ユーザ領域に TrueType フォントをコピーしてそちらをユーザーが任意で指定することも可能です。
※ 旧来よりフリーな日本語フォントとして幅広く利用されていました wadlab-gothic.ttf, watanabe-mincho.ttf につきましては保守上の問題がありましたため,互換性のためファイル名は保持し,それぞれ さざなみフォントのエイリアスとなるようにしています。

▼phpinfo機能
選択されている PHP5 のスペック詳細を確認する場合には、phpinfo 関数を利用して確認するかWebコントロールパネルの「サーバ情報の確認」から確認してください。

▼FTP機能
PHP5のFTP機能が有効になっています。FTP関数が利用可能となっています。ただし、FTP関数は環境依存度が高く接続先サーバの環境などにより正しく動作しない場合もございますのでご利用の際にはあらかじめ御了承ください.

▼DOMXML/XSL/SOAP機能
PHP5のDOMXML/XSL/SOAP機能が有効になっています。domxml関数などを要求するアプリケーションが動作可能となります。

▼gettext機能
PHP5のgettext機能が有効になっています。gettext関数などを要求する国際言語対応アプリケーションが動作可能となります。

▼ionCubeローダ
ionCubeローダを導入しています.ionCube PHP Encoderによりエンコードされたアプリケーションが動作可能となります。

▼MySQLi機能の追加
PHP 5.3 および PHP 5.4 において MySQLi 機能を追加しております.PHP 5.2 では MySQLi 機能はサポートしておりません.ただし,この機能は,MySQL のバージョンやデータベース構成などへの依存度が高い機能となりますので,全ての動作を保証するものではございません.ご利用におきましては,その点,ご了承の上,ご利用をいただけますようお願い致します.

▼CLI版PHP及びCGI版PHPの利用(標準バージョン5.3)
2014年10月現在,/usr/local/bin/php53 (もしくは /usr/local/bin/php5, /usr/local/bin/php) は CLI版がインストールされています。従来のCGI版は /usr/local/bin/php53-cgi(もしくは /usr/local/bin/php5-cgi,/usr/local/bin/php-cgi)としてインストールしております。各版の差異や詳細につきましてはPHP一般事項となりますので、各サイト、関連書籍などをご参考ください。

▼CLI版PHP及びCGI版PHPの利用(旧バージョン5.2)
2014年10月現在,PHP 5.2 として提供しておりました CLI 版, /usr/local/bin/php52, CGI版, /usr/local/bin/php52-cgi は 互換性のため,パスは維持されておりますが,ベンダの保守終了などで提供が停止される可能性がございますため,PHP 5.3 版のものをご利用いただくことを強く推奨致します.

▼CLI版PHP及びCGI版PHPの利用(拡張バージョン5.4)
2014年10月現在,PHP 5.4 として提供されている CLI 版は, /usr/local/bin/php54, CGI版, /usr/local/bin/php54-cgi となります.原則的には,弊社標準の PHP 5.3 版のものをご利用いただくことを強く推奨致します.

▼旧バージョン PHP 5.2の特記事項
2014年10月現在,PHP 5.2 は公式の保守が終了しており,弊社および提供ベンダにおいて,独自に保守を行なっているバージョンとなります.当面の間,ご利用いただけるよう努めてまいりますが,今後,ある程度の提供期間の後,提供を停止させていただく予定がございます.お客様におかれましては,PHP 5.2 でしか挙動しない PHPアプリケーションなどについては, PHP 5.3 以降をご利用いただけるよう改修いただくか,別アプリケーションによる代替などをご検討いただけますことを強く推奨致します.

▼拡張バージョン PHP 5.4の特記事項
2014年10月現在,PHP 5.4 は公式のアップデートが頻繁に行われているバージョンです.弊社ではすべての PHP バージョンにおいて,必要に応じて,バージョンアップを行なっておりますが,PHP 5.4 においては特にバージョンアップが頻繁に行なわれることが予想されますため,バージョンアップに由来する動作や挙動の変化などが発生する可能性が他のバージョンよりも発生率が高い可能性がございます.あらかじめご了承くださいますようお願い致します.



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