2-4. 安全リストについて

通常メールなのに迷惑メールとして届いてしまう場合など、通常メール扱いにしたいメールアドレスを迷惑メールフィルターの対象から除外する設定が可能です。

該当するメールアドレスを1行に1つづつ入力してください。

<記述例>

foo@example.jp

foo@example.jpや123foo@example.jp などのメールを通常メールと認識します。

foo

メールアドレス に foo の文字列があれば、通常メールと認識します。

@example.jp

example.jpのドメイン名のメールを全て通常メールと認識します。

foo*bar

foo123barやfoozzzbar など、メールアドレスfooとbarが含まれるメールを

通常メールと認識します。

@*.jp

最後が.jpで終わる のメールアドレスを通常メールと認識します。

???@example

@ の前が 3文字のメールアドレスで 、かつ@example.jp @example.co.jpや @example.com @example.org などを通常メールと認識します。

=foo@example.jp : foo@example.jp のメールアドレスに完全に一致するもののみ通常メールと

認識します。

  • 最大300メールアドレスまで登録することができます。
  • ワイルドカード(*, ?)やドメイン一括指定(@で始まるアドレスでの登録)が可能です。
    フィルターは、From: ヘッダ および Return-Path ヘッダをチェックし、合致すれば安全リストに登録されているアドレスであると認識して迷惑メールリストから除外します。
    この際、文字列の大文字小文字は区別しません。

ご注意!

メールアドレスを詐称して送られてくる迷惑メールなどがあるので、安全リストに自ドメインやフリーメールなどの詐称されやすいメールアドレスを登録すると 精度が著しく落ちる場合があります。

■誤判定について

迷惑メールフィルターは統計や推定を利用した判定を行っているため、誤動作はどうしても避けられません。誤判定は二つに分けられます。

<すり抜け>

迷惑メールなのに通常メールであると判定されて通ってくるメールです。

<疑陽性>

通常メールなのに迷惑メールとして判定されてしまうメールです。

この場合、安全リストで対処してください。

この安全リストに登録されているメールアドレスからのメールについては判定を行いません。