フォン

■携帯で音楽
もし世界に音楽がなかったら…寂しいでしょうね。携帯サイトでも文字ばかりでなく、音を提供できたらより楽しく演出できるはずです。利用者のあいだでは着信音用に設定する音楽データのニーズも高いです。今回は、こうした携帯サイトでの“音楽”事情について説明します。
【基本はMIDI】携帯サイトで携帯電話に配信されている音楽データは、主に「MIDI」形式のものです。コンパクトなファイルサイズなので携帯電話でも扱いやすいのが特徴です。 最近は、auの「着うた」のようにMP3をベースにしてCD並み音質の楽曲を配信する例もありますが、これはまだまだ特殊ですし、形式も正式には公開されていません。
ではMIDI形式ならなんでもよいのか…というと、残念ながらそうではありません。まず第一に、各携帯電話会社ごとに形式が大きく異なります。
配信時ファイルの拡張子に注目するだけでも、
  ・NTTドコモ → .mld(MLD形式)
  ・au → .mmf(SMAF形式)または.pmd(CMIDI形式)
  ・J-フォン → .smd(SMAF形式)
とまったく違うのです。

「919エディタ
携帯電話の配信形式

しかも、各機種ごとに再生できるデータの制限が異なります。古い機種では3和音、最新の機種では48和音と極端に異なり、 しかも機種名から単純に端末側の性能をチェックする方法がありません。

このため、携帯サイトで音楽データを配信する場合には、
   ・携帯電話会社ごとに異なるデータを用意する
   ・各機種ごとに異なるデータを用意するという、とてつもなく面倒な手順を取らざるを得ません。

【ツールも少ない】もうひとつの問題が、こういったさまざまな形式に対応してデータを
作成できるツールが少ない、ということです。基本的に、これらのデータはMIDI対応のシーケンサで元になるファイルを作成し、それを変換ツールでMLDやSMAFなどに変えるという手法でつくります。しかし、きちんとした変換ツールはなかなかありません。
シェアウェアでよく使われているのが「PsmPlayer」 というソフトです。多くの形式に対応しており、簡単にMIDIデータを変換できます。ただし、現在は作者がサポート活動を休止中のようです。商用のソフトでは「Singer Song Writer Lite」が株式会社インターネットから発売されています。これはNTTドコモの505iにも対応する高機能な変換ツールです。このほかには主要キャリアにまとめて対応するツールはほとんどない状況です。今後の各携帯電話会社の環境整備に期待したいところですね。
◇PsmPlayer
http://www.ne.jp/asahi/phs/phs/psmplayer/

◇Singer Song Writer Lite
http://www.ssw.co.jp/products/win/sswlt40w/sswlt40w.html

<ケータイクリップアート>
携帯サイトや携帯向けメールで使える、文字だけで書いたクリップアートの紹介コーナーです。集中豪雨に冷夏と、お天気に恵まれなかったこの夏。ようやく一段落という感じですが、暦の上では二百十日。台風襲来にご注意を!ということで今回は台風で傘を飛ばされているうっかりさんのクリップアート。

No.10 「台風で傘が!」 →テキスト表示

・メールでの使い方
1.「テキスト表示」をクリックし、テキストで表示させます。
2.ドラッグしてテキストをコピーします。
3.メールソフトで本文に貼り付けて自分の携帯メールに送ります。
4.届いたメールを再利用してください。
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