【メール監査機能で送信メールをフィルタリング】
ある日友人からメールで相談を受けたあみですが...
- うーん、どうすればいいのかな。
- どうかしたの?
- メールで友達から相談されたの。
会社の情報が漏えいして、問題になったらしくて。
その原因は、たった一通のメールだったんだって。 - なるほど、それは大変だ。
メール経由での情報漏えいはよくあるケースだけど、
それをきっかけに大きな被害を生むことはありえるからね。 - そうなの、心配してたから力になってあげたくて。
- そんなときにはこの「メール監査」機能をおすすめするのはどうかな。
「セキュリティフィット」のサービスのうちの1つなんだ。 - それって、どういうサービスなのかな。
- ドメインの送信メールを、全てサーバーで一旦送信保留して、
フィルタリングした上で管理者が代わりに監査してくれるサービスだよ。 - フィルタリングして、監査?
- 簡単に言うと送信するメール全てを、
送るときサーバー側が自動的に調べてくれるんだ。 - えっ、送信前に自分で調べなくてもいいの?
- そうだよ、フィルターは指定した監査条件で
全てのメールの件名・本文をフィルタリングしてくれる。
送信完了するのは、全て監査をクリアしたメールというわけさ。 - なるほど・・・任せちゃっても大丈夫なのかな。
監査条件の設定とかは難しくない? - 大丈夫、特別な記号を使用することもなく、監査条件を定義できる。
加えて添付ファイルの種類も確認できるよ。
万が一ということもなくなると思う。 - でも、うっかり除外されちゃって、
送りたいメールが送信されないなんてことがあったら、
仕事に影響が出ちゃうわ。 - 確かに監査フィルターが、常に完璧に働くとは限らない。
指定の仕方が不十分だと、送信したかったメールが
除かれてしまうこともある。
それに気づかないと問題が起きるかもしれないね。 - そうでしょ、それがちょっぴり不安だわ。
- でも平気さ。
ドメインで送受信するメールの類は、
アーカイブに全て保存されているからね。
この場合は送信済みメールのフォルダを確認して、
送信したメールの有無を確認すればいいんだよ。 - ああ、保存してくれるんだ!
でも膨大なメールが溜まって行っちゃうから、
いざここから探すのが大変じゃない? - それも心配いらないよ。
アーカイブはサーバー上できちんと区分されている。
受信・送信済み・迷惑メールをそれぞれ日付ごとに、
別々にまとめてくれるんだ。
アーカイブから日付を指定して、
指定した日付のメールだけダウンロードすることが可能なんだよ。 - それならもしものときも問題ないわ!
フィルターに頼れば、メールを送信する不安も解消だね。
会社を危機から守るなら、絶対これだって勧めておかなくちゃ。
次回をお楽しみに!